潰瘍性大腸炎 改善

潰瘍性大腸炎 改善の鍵を見つけるために記録します

潰瘍性大腸炎 改善するために
患者の私(まさ)が患者としてできることを試していきます。

お医者様からの治療の経過、自分の症状を観察しながら
本で読んだり人に聞いたりして有効だと思ったことを試して
その結果をここに記録報告します。


私(まさ)のプロフィール

生年1965年 男性 身長170cmやせ型
家族 妻、子ども3人


潰瘍性大腸炎の発症

2000年頃から、排便の際に鮮血が少しだけ出るようになる。
その時は、痔だと思っていた。
出血するときとしないときがあって
痛みもないので、さほど気にしていなかった。

2004年、5月頃から軽く下痢をするようになる。
また、週末になると微熱がでる謎の症状に悩まされる。
職場の集団検診で、便潜血が見つかり、精密検査をうける。
近くの内科医院で大腸カメラ検査を行った際に
「粘液便はないですか」と問われて
そういえば、排便の際に粘液のようなものが出ていることに気がつく。
潰瘍性大腸炎の可能性がありと言うことで生体検査をするが
その時は、潰瘍性大腸炎とは言えないとの診断が下る。

しかし、便と一緒の出血、発熱などの症状から
臨床的に潰瘍性大腸炎と診断され
ステロイド剤、ペンタサなどの治療が始まる。



潰瘍性大腸炎とは

潰瘍性大腸炎ってどんな病気なのでしょう?

大腸の粘膜に潰瘍ができて
血便がでて発熱したり
腹痛をともなったりする病気です。

原因はいろいろ言われているようですが
今のところいろいろありすぎて
結局「不明」ということのようです。

原因が不明ですから治療法も決定的なものがなく
医者の言うことには「治らない病気」なのだそうです。

いわゆる難病ですね。
難病指定も受けていますので
特定疾患の届け出を出すと
医療費の免除や軽減措置を受けることができます。

症状としては、粘液便、粘血便、血便が出て下痢したり
排便時や慢性的な腹痛、腰痛、発熱に悩まされたり
出血がひどいと貧血になったりします。

ひどいときは腸に穴があいたり
症状が長引くと大腸ガンに進展する可能性が高まります。

治療や体調によって、症状が良くなったり悪くなったりをくり返します。
調子のいい時を緩解期
調子の悪いときを再燃期と呼びます。

食あたりや神経性の下痢や
痔などとの違いは、粘血便のようです。

白い粘膜の塊のような便が、少量出たりします。

また、排便時に便といっしょに粘液が出てきて
おしりを紙で拭いたときに、紙に粘液がついたりします。

ノロウイルスに感染して、胃腸炎になったときも
白い便が出るようですが、それに似たような感じだと思います。

いずれにしても
便に白い粘液状のものがついていて体調が悪いときは
病院できちんと診断を受けた方が良いですね。

難病というので、死んじゃうかと思ったら
医者の話では、この病気で死んでしまうことはまずないと言われました。

潰瘍性大腸炎の最悪のケースは
大腸を手術でとってしまうのだけど
大腸を摘出してしまえば治ると言われました。

たしかに、大腸がなくなれば
大腸炎にはならないですからね。
でも、それは嫌です。

潰瘍性大腸炎の段階

潰瘍性大腸炎には、軽いものと重篤なものがあるようです。

私の症状は軽い方で、直腸型といわれています。
肛門から直腸、S字結腸のあたりまでの部分的な潰瘍です。

もう少し重くなると、下降結腸、横行結腸、上行結腸と
入り口の肛門の方から奥の方に向かって潰瘍が進んでいって
全腸型と呼ばれる症状となるようです。

人によって、私のようにいつも同じような場所に潰瘍ができて
それをくり返すばかりで進行しないタイプもあれば
次第に潰瘍のできる範囲が広がっていく進行性のタイプもあるようです。

 

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