潰瘍性大腸炎 薬

潰瘍性大腸炎の治療に使われる薬

潰瘍性大腸炎 薬はどんなものが使われるのでしょうか。

5−ASA製剤(5−アミノサリチル酸製剤)
 サラゾピリン(サラゾスルファピリジン)
 ペンタサ(メサラジン)
 炎症を鎮めるはたらきをします。
 緩解を維持するはたらきがあります。
 経口剤と坐剤と注腸剤があります。
 副作用としては、発疹、かゆみ、食欲不振
 嘔吐、発熱などがあるようです。
 副作用は、サラゾピリンよりペンタサのほうが少ないそうです。
 私は、潰瘍性大腸炎を発症以来
 ずっと処方されて9年目になりますが
 副作用を感じたことはありません。

ステロイド剤(副腎皮質ステロイド薬)
 注腸剤
  プレドネマ(リン酸プレドニゾロンナトリウム)
  ステロネマ(リン酸ベタミタゾンナトリウム)
 リンデロン坐剤(ベタメタゾン)
 経口剤プレドニン(プレドニゾロン)
 炎症と過剰な免疫反応を抑え込みます。
 強力に炎症を抑え込むはたらきがありますが
 予防の効果はないので、だらだら長期間にわたって使用する薬ではありません。
 あくまでも短期決戦に使います。
 副作用は、かなり強いです。
 顔のむくみ(ムーンフェイス)ニキビ、精神症状(多幸感など)
 糖尿病、高血圧症、血栓症、骨粗鬆症などの症状が現れます。
 また、勝手に使用を中止したりすると
 強い倦怠感や吐き気、頭痛に襲われることがあるので
 使用するときは、お医者様の指示に従いましょう。
 私は、不眠やムーンフェイスの症状が顕著に表れます。
 また、糖尿病予防の薬や骨粗鬆症予防の薬も追加で処方されています。

免疫抑制剤イムラン(アザチオプリン)
 ロイケリン(メルカプトプリン)
 ネオーラル(シクロスポリン)
 サンディミュン(シクロスポリン)
 免疫を抑えることで
 自己免疫反応による大腸内の炎症を鎮めるはたらきをします。
 ステロイド薬の効果が少なかったり
 ステロイド依存と見られるときに処方されます。
 炎症はおさまりますが、免疫が低下するので
 定期的な血液検査が必要になります。
 副作用としては、白血球・血小板の減少、感染症、食欲不振
 嘔吐、すい炎、肝機能障害などがあります。
 私は、イムランを服用しましたが
 服用してすぐに何とも耐え難い腹痛があって使用を中止しました。
 あの何とも言えない耐え難い鈍痛は
 すい炎を起こしかけていたのかもしれないなと思います。

抗菌薬
 アモキシシリン
 アクロマイシンV(塩酸テトラサイクリン)
 フラジール(メトロニダゾール)
 3つの薬を併用して、大腸内にいる細菌を殺してしまう治療法に使われます。
 私は、やったことがありません。

レミケード(インフリキシマブ)
 抗TNF療法に使われます。点滴で3時間くらいかけて点滴します。
 私は、この療法を始めて3回目で神経炎をおこして入院してしまいました。
 この薬や療法と神経炎の関係は不明なのですが
 念のためと言うことで、レミケードによる治療は中止となりました。

このほかに、最近アサコールというペンタサに替わる薬があらわれたようです。
現在、私も服用中で、何だが効いているように思えます。




 

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